「アナ、エルサとしんぴの川」(原題: Anna, Elsa, and the Secret River) 感想
Frozen 2: Anna, Elsa, and the Secret River (Disney Frozen)
- 作者:Rosenbaum, Andria Warmflash
- 発売日: 2019/10/04
- メディア: ハードカバー
アナと雪の女王2 アナ、エルサとしんぴの川 (ディズニー物語絵本)
- 作者:アンドリア・W・ローゼンバーム
- 発売日: 2019/10/31
- メディア: 単行本
日本語翻訳版のみ読んでます。
幼少期のエルサ、アナが母 イドゥナから真実を映し出すという神秘の川の物語の子守唄を聴かされ、その川をこっそり探しに出るというお話。
イドゥナに歌を聴かされ、二人はそのまま寝付けられる。その後アナはエルサを叩き起こして…と、ここまではまるでアナと雪の女王2そのまま。ただアナと雪の女王2では、歌を聴かされた夜、アナがエルサを叩き起こした後にするのは雪だるまを作るなどして遊ぶことだった*1し、その「川」を探しに行くのは二人が大人になってからなのでそれとはまた別の夜ということになると思う。ソフトカバーの見返し部分には
「アナと雪の女王2」の物語の鍵を握る、白く輝く魔法の川。
幼いアナとエルサは、真実とすでに出会っていた!?
とある。
ただこの本における「川」は「ホワイトリバー」という、アートハランとは別のもの。アナと雪の女王2のように精霊たちとの関わりもないわりには、アナと雪の女王2の要素がちょこちょこ見られるのが謎。結末の迎え方はなんとういうか、呆気にとられた。「そんなのあり?!」て感じ。ひらがなとカタカナだけで書かれた未就学児〜小学校低学年向けの絵本だと思えば、突っ込むところではないかもしれないけどさ…
価格は翻訳版で本体1,500円。絵本の相場は全く知らないけど、ちょっと高くないか??(笑)
原書は執筆時点で5.37ドルだし。
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*1:アナと雪の女王2の小説版にそう書かれている。 Frozen 2: The Deluxe Junior Novelization (Disney Frozen 2)